進撃の歯科医師

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【読書メモ#2】ムダにならない勉強法(樺沢紫苑著)を読んで、気づいたこと

精神科医の樺沢紫苑先生のムダにならない勉強法について。

 勉強するとは、自己成長するために行うことです。しかし多くの人がムダな勉強をしていて、多くの時間を費やしても結果が伴わないなんて悩みを持っている。それに対して、本書では効率的で、最短で成長する勉強法の紹介をしている。本書を読めば脳科学的にも正しい方法で、勉強を行い、勉強を続けていける技術が身に付けられる。 

 

 

本書を読んで気づいたこと。

・とりあえず今だけやる。今全力でやる。

・アウトプットこそが「無知の知」を解消する。

・「概観」することで勉強のポイントをはずさない。

 

とりあえず今だけやる。今全力でやる。

 「続けよう」と思うと「辛い」気持ちに支配され、ストレスホルモンが出る。結果として、続けられなくなる。とりあえず、今だけやろうというスタンスで勉強と向き合う。

 また、続けられるコツは、コツコツやることだと本書で述べられている。コツコツ「プチ成果」を出すことが、脳にとって「ご褒美」になり、快楽ホルモンであるドーパミンが出るからである。そのためには、プチ成果を記録することが必須だと述べられている。

 

アウトプットこそが「無知の知」を解消する。

 試験勉強において、ただ教科書を読み直すようなインプット中心の勉強では、「自分が理解できない部分」を発見することができない。だから、問題集などを解いて自分が理解できない部分を見つけることが大事で、そうすることで効率よくインプットすべき部分を絞ることができると述べられている。

 

「概観」することで勉強のポイントをずらさない。

 参考書を読んでいき、試験で大事な部分をしっかり抑えられないまま試験を迎えるなんてことを、多くの人は経験しているのではないでしょうか。本書では、まず目次を読み大事だと思った部分だけ読み、概観を抑えてから、本を読み始めると読むスピードが劇的に速くなる。また、大事だと思った部分が周辺の情報とリンクして記憶に残りやすくなると述べられている。

 

まとめ

 どうせ勉強をするなら、効率よく、記憶に残して、自己成長していきたい。なおかつ、それを続けていきたい。そんな願いを叶えてくれる方法がぎっしりつまっている。

   ぜひそんな願いのある方は、この本を手に取っていただきたい。

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