【読書メモ#1】超効率勉強法(DaiGo著)を読んで、勉強への姿勢が変わった!
目次
本の紹介
自分の大学受験時代を回想すると、問題集を何周もすれば成績が上がると勘違いしてたり、問題集の頭から始めて、一周終わるころには最初解いたはずの問題に「はじめまして〜」と忘れてる始末。
そんな訳で高校時代、少しも成績が上がらなかった。再起を誓い浪人へ。
浪人して最高の恩師と出会い初めて勉強の本質を学んだ。成績も思うように上がり歯学部に入学。
浪人時代に学んだ本質のおかげで、歯学部に入ってから今現在までほとんど苦労することなく試験をパスしてきた。
そんな劣等生だった自分がもっと早く出会いたかった本、それが「超効率勉強法」(DaiGo著)である。
この本には、僕が浪人時代に学んんだ本質に近いものを、より科学的な側面から述べられている。もちろん、科学的に根拠のない根性論は一切書かれてない。
これまで勉強で苦労してこなかった人でも、目から鱗な方法の多さに驚くはずである。今回、多くの方法がある中の一部、僕が興味を持った話を紹介したいと思う。
今日からやめること
受動的な勉強
・アンダーライン、ハイライト勉強法
多くの人が今までにやったことがあるであろう、大事な情報にアンダーラインやハイライトを引く勉強のこと。
そんな線を引くだけに思える勉強法が受動的で非効率な理由は、
“ハイライトを引いただけで脳が満足してしまう”
“特定の情報にだけ意識を集中させるため「使える知識」として身につかない”
と書かれている。
つまり、覚えたつもりなのに、テストで書けないという現象が生じてしまう。
それが、この勉強法の欠陥である。
これから全く引かないという選択をするのに結構な勇気が必要なのは分かる。
ただ、この話を聞いて線を引くメリットて実際何があるのか考えて欲しい。
おそらく今日から線を引くのをやめるだろう。
今日から実践すること
能動的な勉強=Active learning
1.クイズ化
覚えたい情報をクイズにすること。これには幾つかバリエーションがあり、本では以下の方法が述べられている。
・ミニテスト化
1ページや1章読んだら本を閉じて何が書いてあったか思い出す方法(自分が興味を引かれた場所)。
・ノート術
本を読んで、「ここをまとめたい」と思ったら本を閉じて、まとめたい内容を思い出しながらノートに書き出す方法。
2.自己解説
勉強しながら自問自答し理解を深めていく方法。この方法には3つのルールがある。
・学びたいことをリスト化する。
・「How」と「Why」で自分に質問する。
・答えを書き出して確認テストする。
この方法の効力は、
“解答を見てすぐに理解できた問題を完全に頭に入ったものととらえ、それ以上は学ばなくて大丈夫だと考えてしまうバイアスがかかりがちなのです。”
“「自己解説」は、この問題からあなたを守ってくれます。”
というものである。
3.教えるつもり勉強法
「他の学生に教えなければ」と考えながら勉強する方法。
これを行うことにより、
“学習の姿勢が能動的に”
“反射的に問題のポイントを探して整理”
“重要な情報ほど記憶”
と言われている。
この方法を応用したものが、10歳児教授法である。
10歳児に伝えるには、分かりやすい比喩表現を必要とされる。それにより、複雑な概念がいきなり大きくつかめるようになるとのこと。
まとめ
今回幾つも勉強法を取り上げたが、ポイントはたった一つ。アクティブラーニングだけである。
つまり、能動的な勉強であればどんな方法を用いても良いということである。
本書にはその能動的な勉強法がたくさん記載されているので、是非一度読んで頂きたい。