【4年生へ】歯学部のCBTに向けてどう勉強していくか?合格体験記風に答えます。
こんにちは。ボウヤです。
以前の記事にはCBTに向けて勉強する上で注意すべき項目をあげました。
この記事が案外アクセス数が多かったので、今回は歯学部のCBTのお話の第二弾です。
「具体的にどう勉強したらいいの?」という質問に僕の体験談と客観的な視点から答えたいと思います。
目次
前提
ここで一つ注意しておきますが、私は4年生でもの凄くCBTに向けて勉強した訳でも、学年上位のスコアを叩き出した訳でもありません。
むしろ、部活もやって、バイトも週2-3入って、週末は友達と飲みに行って、しっかり学生生活を満喫してました。
それでもやる時は誰よりも集中して質を求めた学習をしたため学校平均を上回って目標としていた成績をとれました。
しかし、あくまでも僕1人の体験談と僕の客観的考察です。
良いと思うとこだけ拾って、違うと思ったら受け流してください。
勉強開始時期
私が本格的に始めたのは9月の中旬でした。
正直、これに正解はありませんが、僕は夏休みくらいから始めたら余裕あったかなとは思いました。
もちろん大学毎に合格のボーダーが異なりますし、その人の1年生から4年生、もっと言えば大学受験からの知識や学習に対する姿勢、勉強法によって変わってきます。
「4年生までの勉強結構忘れた〜」「長期的な勉強したことない」て人は、大学毎か個人で1番最初に受ける予備校のCBT模試を目標に1ヶ月前から開始すると良いです。
目標がないとモチベーションの維持が難しいですからね。
勉強法
基本的に僕の勉強のスタイルは
インプット→アウトプット→フィードバック
の流れです。
そして重要なのがインプット3、アウトプット7の割合を意識することです。
これについては過去の記事に詳しく説明しているので参照してください。
僕は傲慢だったのか、ある程度ボンヤリ知識あるからとインプットの工程をはしょりました。
実際、今までコツコツ定期テストを頑張ってきた人や、ボンヤリだけど知識のある人はこのインプットの部分を飛ばしても構わないと思います。
ただ、基本的には以下の流れで勉強するのが良いと思います。
インプット
予備校の出すCBTガイド編やら学校の授業プリントにざっと目を通してインプットする。
ポイントは必死に覚えるのでなく「ざっと目を通す」です。
必死に覚える(インプットに比重をおく)のがダメな理由は、
①時間が鬼のようにかかるし、覚えれなくて悩む
②いざ、問題を見なければ何が大事か分からない
③知識は使わ(アウトプットし)なければ身にならない
からです。
アウトプット
これには後で紹介する問題集や、3回ほど受けた模試を活用しました。
※実際、僕は問題集をほとんど解かずに模試の復習だけしました。
フィードバック
問題集等でアウトプットしたら終わりじゃありません。
問題が解けても解けなくても選択肢を1つ1つ、「どうしてマルなのか?」「どこが誤りなのか?」「この病気や薬て何だっけ?」と確認しました。
僕はその時にでた疑問点は教科書で調べるようにし、疑問点の周辺も読んで理解するようにしました。
もちろん予備校のガイドでも授業プリントでも構いません。
そして僕はここで自分が知らなくて大事だと思う内容はiPadの中のGood Notesにまとめました。
これが自分にとっては最高のインプット材料となりました。
使用する教材
インプット
学年の大多数の人が使ってたのが麻布のCBTパスのガイド編です。
後、学校の授業プリントも活用できるなら活用しましょう。
※上でも書きましたが、これまで真面目に勉強していた人は、アウトプットからで良いと思います。
アウトプット
麻布のCBTパスの問題編か、数年前に廃盤になったCBTの辞典かの二択が王道です。
客観的に見て、どちらか一冊の学習項目を骨の髄まで吸い取るつもりでやった方が、テキトーに二冊ともやるより良いと思います。
問題集をほとんど解かなかった僕にとっては模試が最高のアウトプットでした。
フィードバック
一般的にはインプットで用いている参考書や資料、麻布の口腔外科アトラス、学校で買ったであろう医歯薬出版などから出ている教科書が良いです。
なんかなし、自分が「これを読めば疑問を解消できる!」と思えるものなら何でも良いです。
ちなみに僕自身は教科書をフル活用しました。
かゆい所に手が届くし、臨床の写真も豊富やし、めっちゃお勧めです。
後、血液疾患や心疾患等、全身疾患で大事な項目は、病気がみえるという参考書で理解しました。
この参考書すごく分かりやすく疾患の原因や病態を説明しているので是非参考にしてみてください。
心構え
あくまでも4年生が受けるCBTです。
国家試験ではありません。
臨床実習に出る前に知らないといけない基本や皆んなが当たり前に知っていることを押さえておけば大丈夫です。
適度に息抜きしながら、メリハリをもって頑張ってください!